政策金利0.5%に利上げすると発表されました

2025.02.06

こんにちは！
エステージ㈱
柏支店営業部の安達と申します。

先日に日銀で発表された
「政策金利の追加利上げ」についての
お話をしていきたいと思います。

政策金利については

私も過去の記事で一度、
変動と固定がどういう仕組みと連動して
いるのか記事にした事があったので、
そちらのリンクも添付させて頂きます。

2024.6.27-
【変動金利】金利のお話【固定金利】

金利の利上げについては
今現在住宅ローンを組んでいる人、
これから考えている人どちらにも
共通する話題になるかと思います。

今年の1月24日、日銀の黒田総裁より
政策金利を0.25%から0.50%に
上げていく方向である
との発表がありました。

ここ最近の変化を時系列にしますと、
・2024年3月
8年振りにマイナス金利の解除
・2024年7月
政策金利を0%⇒0.25%に利上げ
・2025年1月
今回の決定会合で0.25%⇒0.50%に変更
となりました。

住宅ローンの金利は変動金利と固定金利の
2種類があるのですが、

政策金利が上がると
短期プライムレートという物が上がり、
そこに連動している変動金利については
比較的影響を受けやすいので、
今後住宅ローンの金利が上がってくる事が
具体的になってきました。
各銀行のホームページに記載されている
金利はいわゆる新規向けの内容で、
実際に住宅ローンを既に組んでいる方は
先行して金利が上がっている

状況になります。

実際に私も10年前よりイオン銀行で
住宅ローンを組んでいるのですが、
当時0.47%だった金利が

0.62%と、+0.15%ほど

昨年の後半に上昇しております。
少し言い方が悪くなるのですが、
「釣った魚に餌はやらない」方式で
新規向けの金利には
そこまで変わらないように

見えていますが、既存の顧客は

実際に上がっている現状です。

今年も更に利上げしていこうとする
流れもありますが、最低限の生活コストが
上がっている中で住宅を検討する際に
資金計画がより一層
重要になってくるかと思います。

ただ、住宅ローンの金利が上がると
急に毎月のお支払額が変わるわけではない
ので、今後の考え方の一つのご参考

として、変動金利の仕組みについての
ご説明をさせて頂ければと思います。

【変動金利３つの仕組み】

１．「5年ルール」
金利が上昇しても毎月のお支払額について
5年間は変わりません。
これは金利が変動する度に支払額が変動

すると生活のリズムがとりづらいのと、
滞納のリスクを抑える為になります。

２．「125%ルール」
5年後にお支払額が変更になった場合、
支払額を上げる上限を125%まで
としています。
例えば、毎月8万円お支払の場合5年後に
いきなり2倍の16万円にはならず、
1.25倍の10万円以上上げてはいけない
というルールになります。
もちろん確定でそうなるのでは無く、
極端に金利が今後上昇した場合
のお話になります！

３．「半年ルール」
金利が変わると半年に一回元金と
利息の見直しが行われます。
例えば住宅ローンを8万円支払っていて、
その内4万円が利息で、
残り4万円が減っていく現金だった場合、
金利が上がると5万円が利息、減って

いく元金が3万円になるイメージです。
支払っている額は変わらないけど
減っていく残債のスピードが
落ちるという感じですね。
一般的には毎年4月と10月に
見直しが行われていきます。

大前提として35年ローンの場合35年目の
最終日が最終返済日で、その日に全額を
返済する必要が出てきますので、
上記の３つのルールで元金を毎月分で
返済しきれなかった場合は、
最終支払日に一括での
お支払いとなっていきます。

ここ数年は変動金利が一択と言うくらい
圧倒的に安かったのですが、
これからどう変動金利が変わっていくのか
様子を見ながら、固定金利も含めて考えて

いく時代になってきたかと思います。

また様々な情報を発信出来たらと
思いますので、宜しくお願い致します！

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